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プラスチックと日本の未来を考えるメディア│プラミライ » 正しく理解する「プラスチック」に関するコラム

正しく理解する「プラスチック」に関するコラム

今や私たちの生活に欠かせないものとなっているプラスチック。ここでは、プラスチックに関する基礎知識をはじめ、プラスチック製品のリサイクルについて紹介。プラスチックについて正しく理解して、環境問題の解決に向けて知識を深めていきましょう。

目次

そもそもプラスチックとは

プラスチックのほとんどは、人間が石油などの化学資源から作り出した合成樹脂という物質で出来ています。軽くて強度があり、加工が容易な安価な素材として、さまざまな場面で活用されていて、現在も合成樹脂の99%は石油と天然ガスから作られています。

確かに、合成樹脂は自然に分解しにくく、ほとんどが数百年以上も自然界に残ってしまいます。
しかし、プラスチックは私たちの生活に深く根ざしており、今やなくてはならない存在です。

完全な脱プラスチックを計るのではなく、プラスチックといかにして共存をするかを考えていくことが必要です。

プラスチックがなくなったらどうなる?

プラスチック製品は利点が多く、食料品の容器や家電、文房具など日常生活の至るところで使用されており、プラスチックがたくさんの製品や部品に使われることで、衛生的で安全な暮らしを支えています。

ここまで私たちの生活に浸透しているプラスチックを完全に無くしていくことは困難なため、近年では石油由来のプラスチックに代わる再生可能な資源(バイオマス)を原料とした環境にやさしいプラスチックが開発され、これまでのプラスチックの代替え素材として利用されています。

しかし、完全にバイオマスプラスチックを既存のプラスチックから代替することは、現時点で現実的ではなく、プラスチックの正しい廃棄方法を理解し、実践することが重要といえるでしょう。

容リ法とはなにか?

容リ法とは、容器包装リサイクル法を略したもので、一般家庭でごみとなって排出されている容器や包装などの廃棄物のリサイクル制度のこと。容リ法で事業者の役割となっている再商品化の義務について紹介しています。再商品化義務のある事業者をはじめ、再商品化義務を履行する方法や対象となる容器包装などについてまとめています。

容リ法について
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プラスチックごみのリサイクル法は?

プラスチックのリサイクル方法にはいくつか種類があります。それぞれのリサイクル方法の特徴や違いについて紹介。企業がリサイクルに取り組むメリットについてもまとめているので、資源を無駄にしないためにもさまざまなリサイクル技術を把握し、正しいプラスチックの捨て方やリサイクルについて確認しておくことが重要です。

プラスチックごみの
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プラスチックを取り巻く国内外の状況

脱プラスチックの各国の現状について独自調査。日本をはじめ、世界ではプラスチックごみ問題へどのような対策や取り組みが行われているのか、アメリカ、カナダ、イギリス、オランダの4ヵ国を紹介しながら、各国が実施している政策やアイデアなどをまとめて紹介しています。

プラスチックに関する
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